WIZ8 on Mac OS X (10.5) 解説編1
もう過去のことなんですが、WIZ8をMacで動かす為の試行錯誤やら検証やらを実況報告していきたいと思います。あんまり面白くないかも。
さて、Wizardry 1-5は出回っている各機種毎のエミュレータでディスクイメージを実行すればよし。6や7もまあそれほど楽というわけではありませんが、DOSでテキストファイルが編集できる人物ならそれなりに快適なemulatorライフが楽しめます。元々、Apple II で始まったのがWIZARDRYです。Bane of the Cosmic Forgeはネイティブ版が出ていますし、1-4の白黒版は、他のパソコン版の追随を許さない魅力に満ちています。しかし、8だけがMacで出ていないのです。OPEN GLを使っているで3Dものの場合、Macへの移植は楽な筈なのですが・・・。まあ、2001年当時はOS Xもあまり安定していませんし、intel Macなんて夢のまた夢でした。Sir-techも人材難(特にプログラマ)を訴えていた頃ですし、Power PCでガリガリにチューンした3Dプログラミングができる人間なんてあまり見つからなかったのかもしれません。
Wizardry 8はNvidiaの最新クラスのビデオカードは必要ありませんが、Open GLやDirectX7が速く実行できるハードウェアが必要なのは間違いありません。windowsのプログラム自体をMac上で動かすものは以前から沢山ありましたが、DirectXがらみの奴は殆どありません。簡単なwin32のユーティリティーのような物ばかりが中心でした。
幸い、Macもジョブス氏の政策転換によりPower PC路線から、IntelのCPUが載っているモデルが中心になっていきました。しかもPC/AT互換機の上位互換のマザーボード設計ですので、MicrosoftのWindowsやintelバイナリのLinuxが走るのです。Appleも公式にintelMacにてwindowsを走らせる為のbootcampというプログラムやデバイスドライバの集合体の公開を始めましたし。
bootcamp方式はエミュレータではなく、実機同様にwindowsをintelMacで動かす物です。これは確実性が高く、動作も高速ですが、やっぱりいちいちMacOSを終了せずにWIZ8(ウィンドウズ上のゲーム)をやりたいのが人情です。そこで、以下の記事などを参照にしながら、http://www.runexy.co.jp/products/parallels-mac/ : Parallels Desktop for Macを導入することにしました。
うまくいけばMac OSを終了せずにWindowsの各種versionを動かし、その上でWiz8を動かすことができます。