DS版とPC版

やっぱりDS版はちょっとどころじゃなく簡単になっていますね。

  1. (何故か、ほとんど水死しない。泳いでいても生物に襲撃されない)
  2. PC版だと初期は、ステータスの高い傭兵は「あんたの腕前をみせてもらってからにするよ」と雇用を断ってくるのにも関わらず、DS版だと最初期から高い能力の傭兵が雇える。もっともこれは逆に予算不足を招きやすいので、DS版の方が高難度とも解釈できるかもしれない。
  3. 戦闘の難易度は、あまり変わらないが、PC版の方が敵の弾丸が初期でも命中しやすい。
  4. 負傷と治療のシステムが・・・よくあるRPGみたいに簡略化されている。

他にも色々沢山あると思いますが、

ん〜、WIZらしさというか、Sir-techらしさみたいな、不必要かもしれないけれど、めんどくさい作業を要求されるけど、他とは違うのだよ的なものが削られているなあ。

依然面白いゲームには代わりはないんですが、なんか、一ヶ月に5-6本のゲームをこなす人向けにつくられているという気がします。めんどくさい部分は全て簡略化されているのが残念。
もしかしたら、難易度normalでやっているからPC版に比べて簡単になっているだけなのかも。
そしたらこの記事は完全にscumですね。

このスクリーンショットはPC版のものです。

ロシア語を使うIvan。普通、英語のゲームですと、ロシア人でも普通に英語を喋ります。
ローマ帝国もののハリウッド映画でラテン語で喋る筈のローマ人が平気で現代アメリカ英語を使うのと同じです。
Jagged Allianceシリーズの場合、Ivanは元赤軍ですが、ソ連が崩壊して、資本主義のルールの元で戦う傭兵になった男、英語が苦手なので、お手頃な値段で戦ってくれる傭兵、という位置づけですので、ここはIvanの使うロシア語が解らないのを楽しむべきところなのです。

ちなみにJagged Allianceには、西部劇に憧れて時代がかった英語を使う変な日本人Texが出てきます。(Donald Knuth先生の組版ソフトではありません。)

こういう変な所がSir-techの神髄と言えましょう。
やっぱり家庭用ゲーム機ではこういう変なテイストのゲームは出せませんね。