iTune Storeは設定を英語にしてcheckせよ

日本語の設定のままでも全ての英語のアプリが買える物だと思って、id software社製のipodアプリの一部(Doomなど)のituneストアのpageに飛んだら・・・

「現在日本語の Store ではご利用いただけません。」というメッセージが出てきてしまいました。
仕方が無いので言語設定を英語にしたら、日本語設定の時には見当たらなかったiTuneUという代物を発見しました。

これが結構凄いんです。
アメリカの大学の講義をそのまま生ビデオで観れます。
とりあえずstanfordのものを物色。
http://itunes.stanford.edu/

iPhone Application Programming これがあれば書籍買わなくてもiPod/iPhoneのプログラミングの基礎知識が手に入りますね。(UNIXC言語リテラシーは前提)

http://deimos3.apple.com/WebObjects/Core.woa/Browse/itunes.stanford.edu.2024353965.02024353968


↓こんなのもありました(MITだけど)
http://deimos3.apple.com/WebObjects/Core.woa/Browse/mit.edu.1298167185.01298167189

"6.046J / 18.410J Introduction to Algorithms"の講義ほぼ全部です。
私、この講義の教科書の日本語訳版を持っていますが、これでIntroductionかよマジかよって内容です。付録についてきた数学についての章だけ読んでそのまま放置していた記憶が。
しかし、ほんとうにあちらの大学でコンピュータサイエンスを勉強するような人達は、みなこのレベルのAlgorithmsくらいすらすらと頭の中に入っていて、自分がプログラムを組む時にスラスラと応用して自分のプログラムに活かせているのでしょうか。

英語で良いから字幕が欲しいね。

これ観てると、日本も大学の講義を(公開しても問題ない奴は)全部録画してイソターネット上に公開すべきだと思うけど、やったとしてもあんまり需要無いんだろうな。京大が一部を公開し始めたらしいけど、観ている人周りに居ないし。

日本ってほんとうに映像教育ヘタクソだよなー。教育テレビを時々つけると極端に子供向けにした高校生用の理科とか社会とかの講座があるけど、あれってブロードバンドのこのご時世、地上波テレビ放映でやる意味があるのだろうか。何故イソターネット配信にして教材(教科書)をpdfで無料配布にしないのか。

この前、深夜に教育テレビをつけたら、数学者の秋山仁先生がほとんど投げやりな口調で高校生ぐらいの年齢のジュニアタレント(子役?!)に2進法を10分間くらいかけて教えていた。どうせだったらn進法を教えれば良いのにとか思いながら観ていたが、番組構成が子供向けすぎてだんだん視聴しているこちら側が腹が立ってきた。なんか、わかりにくいというわけではないんだけど、(扱っている題材が簡単すぎるということもあるのかもしれないが)視聴者側に期待している知的レベルのようなものが、低く設定されすぎている気がして、腹が立つのである。一番腹が立っているのは秋山仁先生本人ではなかろうか。

StanfordやMITの講義は、(イソターネット上の動画で観ただけで生で受けた事無いけれど、)大人と大人のガチムチ勝負的な空気がバリバリあって好奇心を刺激される(講義で扱っている内容が、そもそも違うけど)。日本でも大人が勉強したくなるレベルの高い映像教育コンテンツを配信すべきなのでは。

NHKがサーバを立てて秋山先生の動画をストリーミング配信。教材もpdfでdownloadと印刷が可能にして、内容も大人が観ても面白いようにクソジュニアタレントとの対話形式にせず、nhkの編集という名の検閲を入れずに先生の大学レベルの講義そのものにすればいいのだ。

昔だったら「テレビは殆ど全ての国民が持ってるけど、パソコンはそうじゃない」という言い訳が通ったけど、今下手にテレビ買うよりパソコン買う方が安いでしょ。