2015夏アニメなど

  • 下ネタという概念が存在しない世界(通称下セカ)

下品すぎて面白い(褒めてます)です。
http://www.shimoseka.com/
ガガガ文庫原作のようです。
人類は衰退しました」といい「やはり俺の青春ラブコメは間違って〜」といい、ガガガ文庫原作のものは面白いものが多いですね。
ガガガ文庫原作のものの中でも社会風刺要素が強いと思います。ただ、お下品演出のお蔭でお高くとまっている感じはしないので社会風刺モノが苦手な人も大丈夫だと思います。

ガガガ文庫一冊も読んだことない、というかどの出版社でもライトノベルを一冊も読んだことがないのだけど。遅れてきた老害の萌え豚としては電車の中で漫画を読むのは割と平気なんだけど、ライトノベルは恥ずかしいとか思ってしまうのですよ。

内容が内容なのでFateを知らない人や1期目や2期目を知らない人が結構観ているようです。
細部は安定の高いクオリティーの豚シーン満載で面白いけど話全体としてはそれほど面白くない、という感じ。
(切ろうと思ったことはないのでつまらなくはないです。)
艦これのアニメと同じで、豚要素のクオリティは高いけど、シリアスなシーンや話全体として観ると別段面白くないのです。
2次創作をそのままTVでやっている感じがしますね…。1期目はまあまあ面白かったけど2期目は微妙…。3期目は…。

かなり残虐シーンも含んだ内容なのに深夜ではなく日曜の昼放送。原作がしっかりしているだけに話が破綻をきたさずにちゃんと続きそうなアニメ。NHKで放映された集英社の漫画原作のキングダム(秦の始皇帝とその武将の話)もそうですが、歴史もの(現実ではないけれど)っぽい内容だと深夜時間帯でなくても大人(おっきなおともだち)でも観れるアニメが作れるんですね。ちなみにアルスラーン戦記の原作小説は20年くらい続いているのですがまだ完結していません。ていうか完結するの ?

↑は古〜いアニメ映画のアルスラーン戦記
時代だなあ。

Angel Beats! ほど凄惨な内容ではなく、より万人向け。深夜アニメお決まりの豚演出がよりはまりこむような設定。一応能力バトルものに分類されるのだろうか。日本のPC18禁ビジュアルノベル畑はもっと評価されて良いと思います。

萌え豚アニメというよりはシュールな演出が光る後味の良い野菜スープのような作品。
典型的な豚演出ではなく斜め上を行っているので内容(オチ)が予測不可能で面白いです。
欠点としては、田舎の良い面しか描写しておらず、悪いところを描いていないところ。
登場人物が若くて可愛い女性ばかりでだけど現実の田舎は…
仕事でグロッキーになった人が観るアニメとしては一番良いかもしれません。
どことなく「けいおん!」っぽい雰囲気です。

ガッチャマンクラウズは1期目もとても面白かったのだけれど、面白さがわかるまで時間がかかる作品でした。
2期目も4話目くらいから面白さがわかるようになってきました。
ほぼ同じスタッフが作成したCという金融システムの政治風刺臭が強いアニメがあったのですが、難解な作品で東京MXで放映されたので売れなかったようです。ガッチャマンクラウズも同じノリなのですが、ガッチャマンという大ヒット作の名前を冠しているので視聴者の母数が多いことと、放送局が東京MXよりもはるかに影響力の大きいTBSなので2期目が作られる程度には円盤が売れたということでしょうか。
少し小難しい内容のものを作ろうとするとメジャータイトルの看板が必要なのかな…とも思いますね。
自分もガッチャマンの名前を冠していなければ1話切りしていたかもしれません。
注: 2期目から視聴しても意味不明なので1期目から観ましょう。
(古い科学忍者隊ガッチャマンは観てなくても楽しめます。ほとんど話に関連性はありません。)


他にも筋トレしながら色々観ているけれど何を観ているのかさえ忘れました。

まとめると、

とにかく話の展開が予想できなくて面白いもの → 下ネタという概念が存在しない世界

真面目な話で引き込まれるもの → アルスラーン戦記

癒しとシュールな笑い → のんのんびより2期目

設定や世界観が小難しいけど、わかる人なら面白いもの → ガッチャマンクラウズ2期目(1期目から観てください)

という感じです。

「下ネタという概念が存在しない世界」は本当にオススメです。
昔ジャンプで変態仮面という漫画がありましたが、内容的にはまったく違います。