約1年くらい萌え豚になってみて

実のところGamerは電車の中で出来るものと艦これ以外は、ほぼ完全休止状態で、ここ一年くらいHard Disk Recorderを買って手当たり次第に深夜アニメとBS(D-LIFE)でやってる海外ドラマを観まくっていました。

  • 2012年〜2013年くらいの深夜アニメを観て個人的に気がついたこと。
    • 昔の昼、ゴールデンタイムのアニメだと一年間まるまる放送したり、短くても6ヶ月はやっていたが深夜アニメは基本的に12話単位で終わりなので、よくも悪くも情報を詰め込み過ぎていて``ストーリー上必要はないが面白い回''が存在しない。
    • 女の子がいっぱい出て来るだけの都合の良いハーレムアニメは実は少ない、というか死滅している。アニメ特有の記号的なキャラ設定がメタなネタで使われているので、深夜アニメを見続けていないと解りにくいネタが多い。
    • 女の子同士の絡みを眺めるだけの日常系アニメが最もクオリティが高い。演出・技術その他全て日本のサブカルチャーが培ってきたものがこれでもかこれでもかとギュウギュウに詰め込まれている。
    • 日常系アニメ・萌え豚アニメでは男性キャラは最も出現頻度の高いキャラクターでさえトンカツにおけるキャベツぐらいの重要性であり、悪くすれば刺身パックの加工大根のような存在である。
    • いわゆる人型の兵器に搭乗して戦闘するアニメは昔の昼アニメの方が面白い。12話でやるには情報が詰め込まれ過ぎていて、1話単位で個別に観ると面白くても全体を通して視聴した後だと「結局何が言いたかったの ?」という感想を抱くものが多かった。
    • 特定のシチュエーションで特定の台詞を特定の記号的役割を果たしているキャラクターに言わせる、という手法を使い過ぎ。ヒットしたアニメのキャラクターの特徴がテンプレートとして活用され過ぎ。
    • 深夜アニメの数が多すぎ。作られ過ぎ。余韻に浸る間もなく後から後から放送されるので、Hard disk recorderあれば何も要らない、という人も多いのでは。過剰供給過ぎるのでアニメ業界の待遇が悪くなってしまうのも頷ける。